不登校の状況の中にいて、「不登校の状況がなかなか変わらない」と思っておられるお母様はいらっしゃるでしょう。不登校の状況にいる当事者であるために、不登校の状況が変わっていることにかえって気づかないことがあります。 しかし、本当に変わっていないのでしょうか。何か、気づいていない...

みなさんにも、こういう経験はないでしょうか。過去、誰かに悪口を言われるなど、傷つけられて、その傷つけられた瞬間を、心の中で何度も繰り返してしまって、それによって落ち込んだり、腹を立てたりするような経験です。出来事自体はすでに終わっていて、過去のことになっているのに、何度も心...

不登校の子供とのコミュニケーションでは、子供の心を閉ざさないことが、非常に重要となります。そのために注意すべき点を挙げました。

不登校の状況にある子供は、不登校であることに引け目を感じて、他人の目を強く意識してしまいます。そんな子供に安心感を与えるために、子供に伝えるにはどうすればいいのでしょうか。

不登校の解決を、「元の学校に戻すこと」としか設定していないと、子供にも親御さんにも、大きなプレッシャーをかけることになります。それ以外の選択肢もまた、不登校の解決になりえます。

不登校の子供の心を理解し、共感しようとすることは大切ですが、１００％理解することはできません。ですので、常に「もっと理解しよう」という姿勢が大切です。

不登校の子供は、心の中に悩みや苦しみを抱えています。その悩みや苦しみを解消しようとするあまり、「子供の心を変えよう」「説得しよう」というスタンスでコミュニケーションをとると、子供が拒否することがあります。

不登校の解決のために、親の心がカギになるのでしたら、親は心でどうやって、解決していけばいいのでしょうか。

不登校の解決のカギになる、親の心。親の心の状態がいかなるものかで、子供への影響が変わってきます。もし、心の状態が平静であれば、子供への働きかけもその状態を反映したものになります。

わが子が不登校になって、早く解決したいと願います。そのためのカギとなるのが、子供の心です。そこにどのような悩みや苦しみ、疑問があるのでしょうか。

不登校の経験は、辛く、苦しいものでありますが、それを通り越した時、自分の心が鍛えられて、それまでの自分とは違う自分になるという面もあります。

努力しても結果が出せずに、不登校になった子供に伝えてあげたいことが、今回のブログのテーマです。

小学生の時には、勉強もよくできて優等生タイプだったのに、中学に入って原因もはっきりせず不登校になってしまうケースがあります。このケースでは「過剰適応」の可能性があります。

不登校の状況は、人生の冬に例えられます。その冬が永遠に続くように思えますが、季節がめぐって春や夏が来るように、不登校の状況は変わっていきます。

不登校の子供に対して、「今、頑張らなければ、将来が困るよ」という声がけは、子供がある程度元気で、学校に行き続けるかどうか迷っている状況であれば、背中を押す効果が期待でいますが、落ち込んでいるような状態では、脅しとして受け止められてしまって、逆効果になるかもしれません。

わが子が不登校になって、お母様の苦しみは大きいでしょう。その苦しみが少しでも和らげればと、ブログを書きました。

子供が不登校になって、「不登校の状況を受け入れる」ことが大切だということは、おそらくほとんどの親御さんがご存知でしょう。ただ、受け入れることはそんなに簡単なことではありません。不登校を受け入れた親御さんに、共通してみられることを挙げてみたいと思います。

「勉強しても成績が上がらない」ということで、自己否定感を抱いている不登校の子供がいますが、そうした子供には、勉強することによって克己心などの精神力が得られることを、教えてあげてください。

不登校直後は、子供も親御さんも、心が揺れ動いている状況です。そのような時は、希望が見えず、他人の適切な助言も耳に届かないことが多いです。そのような時は、親御さんは、ご自分の心を穏やかにしつつ、子供に対しては見守るべき時です。

無気力や不安感で不登校になる子供の割合は多いのですが、一言で「無気力・不安感」と言っても、そうなる背景はさまざまです。不登校の解決のためには、なぜ無気力になったか、不安感を抱くようになったか、可能な限りとらえる必要があります。