不登校・引きこもりの子供たちは、感受性が高いです。他人の言動や環境の影響を受けすぎると、主体性をもって生きることが難しくなります。主体性を持って生きる、すなわち、自分は何をしたいか、どうしたいか、子供たちに必要なことです。

不登校・引きこもりの子供たちが、苦しい過去から抜け出すには、それと正反対の、希望の未来を心に描くことです。人は同時に二つのことを考えることはできません。希望の未来を心に描いていたら、苦しい過去のことを思い出すことはありません。

前向きで建設的な心とは、どんな苦しい状況、厳しい状況に置かれても、その状況を変えて明るい方向に進むために、何かできることはないか考え、実行する人です。不登校・引きこもりからの脱出には、こうした心が必要です。

不登校・引きこもりの子供たちが、苦しいことも起こる外の世界で生きる希望について。苦しいことにも、心の成長にとっては意味があります。また、苦しいことに流されるだけではなく、心の創造力によって苦しい環境を変えることもできます。

不登校・引きこもりの状況にある子供たちは、希望を失っています。そのような子供たちには、希望を持たせる言葉を贈るべきです。

「祈り」という行為は、科学的にじょっ称されています。心清らかに、愛の思いで何か願いを心の中で唱えることが、「祈り」です。不登校・引きこもりの解決に、ぜひ祈りを使ってみてください。

不登校・引きこもりカウンセリングのアドバイスでは、子供にかける言葉と、心の創造力を発揮する方法についてお伝えしていますが、特に後者が、不登校・引きこもり解決で重要になります。

不登校・引きこもりの子供たちを不安にさせる親の言葉は、親の不安の心から出ています。その言葉によっては、不登校・引きこもりは解決できません。心の状態を平静にすることが必要です。

不登校・引きこもりの解決のためには、お母様の潜在意識の活用がカギとなります。そのためには、まず心の平静を心がけてください。

現状を嘆いている、不登校・引きこもりの子供たちには、厳しい環境の中で、心の創造力を発揮して、どれだけ環境を変えられるかが大切だということを、お伝えしたいと思います。

「環境に支配される」と考えるか、「環境を支配する」と考えるかで、人生は全く変わります。不登校・引きこもり脱出のカギは、「環境を支配する」という考え方を持てるかということです。

不登校・引きこもりを解決するには、心の奥底にある潜在意識を活用します。普段、自覚していない潜在意識をつかむには、心を平静にする必要があります。

仏教の「因果の理法」とは、よき種をまいたらよい結果が出て、悪しき種をまいたら良くない結果が出るという教えです。この「因果の理法」は、不登校・引きこもりの解決にも応用できます。

暗い時代が続いています。しかし、人の心には環境を変えるパワーがあります。不登校・引きこもりの子供たちには、自らの心を明るく灯して、この時代を生き抜いていただきたいと思います。

不登校・引きこもりの状況であっても、ゼロになったわけではありません。時間、体力、気力が残っています。

不登校・引きこもりの状況からの脱出に必要な、肯定的な考えを、子供たちが持つにはどうすればいいのか、書きました。

悲観的な考えが出そうになったら、肯定的な考えを出すことが、不登校・引きこもりの子供たちにとって必要なことです。

竹内結子さんや三浦春男さんなど、若い芸能人の自殺が増えているように思えます。