原因不明の不登校は、人間関係のストレスやいじめが原因?
- 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
- 2016年9月15日
- 読了時間: 2分
11日、「いじめから子供を守ろうネットワーク」によるセミナーの中で語られた、
9割の子供が何らかのいじめを受けたことがある
という調査結果が頭から離れません。
9割という多さに驚いたということもありますし、
現代の教育においては、心の部分を教えていないということを
痛烈に感じさせられたということもあります。
もう一つ、頭から離れないのは、
原因がわからない不登校の背景には、
この調査結果があるのではないか、と考えているからです。
ほとんどの子が、重いにせよ、軽いにせよ、何らかのいじめを受け、
いじめがなされているところを目撃しているのです。
感受性の強い子や優しい子は、そんな学校に嫌気がさすはずです。
軽いいじめを受けたり、自分ではなくクラスメートがいじめられるのを見て、
その時は不登校にならずとも、
心の底には嫌な記憶が残ります。
その嫌な記憶が、本人が自覚しないまま少しずつ蓄積され、ある時あふれだして、
不登校になるのでしたら、
子供本人は、なぜ学校にいけないのか自分でもわからないまま、不登校になることに
なります。
疲労骨折という現象があります。集中的に負荷の高い運動をすると、
外から見てもわからない状態で骨折し、普通の骨折のように、激しい痛みを伴わないのが、疲労骨折の特徴です。
原因がわからない不登校は、その疲労骨折のような状態が、心に起きていて発生したものではないかと、私は推測しています。
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