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不登校カウンセリングブログその1014.不登校のお母様へ。落ち込んだり、ご自分を責めたりすることがありましたら、その回数の2倍、ご自分をほめてください。

更新日:2022年11月26日

 不登校カウンセリングで不登校のご家族とお会いし、不登校のご家族のツイッター・ブログなどを拝見していて、落ち込んでいて、ご自分を責めておられるお母様が非常に多いと感じます。責任感ゆえ、またわが子への愛情ゆえに、どうしてもそのように落ち込んだり、ご自分を責めてしまったりするのでしょう。


 ただ、そのように落ち込んだり、ご自分を責めたりしても、不登校の状況は進展しないのです。このようなことを申し上げるのは心苦しいのですが、不登校の状況を変えていくには、そのような精神状態では難しいのです。不登校の状況を変えていくには、「わが子を支えよう。わが子の悩みや苦しみを和らげよう」という精神状態や、「不登校を解決しよう」という精神状態の方がいいです。


 「そんなことは分かっている」と思われる方もおられるでしょう。そんなことは分かっているけれど、自分の心が自由にならない、気がついたら自分を責めてしまっている、という方もおられるでしょう。


 そこで、できるだけご自分をほめてください。落ち込んだり、責めてしまったりすることがあったら、その倍の回数、ご自分をほめてください。


 実際、不登校のわが子にコミュニケーションをとり続け、わが子の心の中にある悩みや苦しみを軽くしようと、そしてわが子が不登校の状況から脱出するのを支えようと、努力していることは、大変なことだと思います。不登校の状況にある子供は、通常の精神状態ではなく、時には親に暴言をぶつけてくるような精神状態です。お母様が接していて、わが子ながら嫌になることなどよくあることでしょう。そんな状態の中で、不登校が解決するまでの数カ月、あるいは数年、あきらめずに頑張り続けることは、不登校の解決という結果が出ようと出まいと、それだけですごいことだと思います。


 「時には、子供に腹を立ててしまって、きつい言葉を吐いてしまう。そんな自分がほめるに値するのか」と疑問に思われる方がおられるかもしれません。人間ですから、そんな風に考えてしまうこともあるでしょう。そんなことがあっても、気を取り直して頑張り続けることが素晴らしいことだと思うのです。






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