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不登校カウンセリングブログその1222.不登校になっても、道はいろいろあります。

更新日:2022年10月21日

 

 不登校になると、子供や親御さんの中には、「もうこれで人生が閉ざされた」と落ち込む人がいます。今まで通っていた学校に行けなくなったら、これから先、どうやって前に進めるのか、と落ち込まれるのです。学校に戻れなかったら、どうなるのだろうかと心配になるのは当然と言えば当然です。


 確かに、そのままずっと外の世界に出ていけず、家に閉じこもっていたら、前に進むことができなくなります。


 ただ、日本の社会ではある程度、選択肢があります。不登校になっても、道はいろいろあるのです。


 最もオーソドックスな道が、今まで通っていた学校に戻るということです。これが、一番楽でしょう。ただ、いじめが原因で不登校になり、そのいじめに学校側が対応してくれない、というような場合は、その学校に戻る以外の道を考える方がいいのでしょう。


 つまり、別の学校に転校するという道です。今まで通っていた学校よりも遠くなるなど、クリアしなければならないこともありますが、それも一つの道だと思います。いじめではないにしても、学校の雰囲気が合わないため不登校になったような場合でも、転校して心機一転、再出発し、それで学校に通えるようになったということもあります。


 あと、不登校になっている子供の学年にもよりますが、中学生ぐらいでしたら、そのまま家で勉強して、高校進学時に学校に通うという道を選ぶ方法もあります。この場合、学校に通うことが苦でなければ、全日制高校を選ぶ道もありますし、やはり学校にフルに通うのが難しいのでしたら、通信制高校を選ぶという道もあります。


 あるいは、高等学校卒業程度認定試験(高認)を受けてクリアし、大学や専門学校に行くという道もあります。そこから学校に通っていけば、前に進んでいくことはできます。


 不登校になって、親御さんも子供も混乱しているはずです。落ち着いて考えられない状態になっているはずです。そんな時は、どうしても、「お先真っ暗」というふうに考えてしまいがちです。ただ、道はきちんとあって、絶望感に心が満たされなければ、その道を見ることはできます。そして、その道を選び、進むことはできます。








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