不登校カウンセリングブログその１２９５．不登校の子供についての、愛情に基づいたお母様からの詳しい情報が、不登校カウンセリングのアドバイスをより効果的にします。

　このブログを読んでいる方の何割かが、おそらく不登校カウンセリングを検討しておられると思います。不登校カウンセリングによって、不登校を解決するためのアドバイスを得て、それで不登校の状況を解決できるという期待を持って、不登校カウンセリングを検討されておられるのでしょう。

　普通の、きちんとした不登校カウンセリングでしたら、不登校の解決の効果はありますので、その期待はかなえられると思いますが、実はカウンセリングに、あるものが必要です。それがあれば、不登校カウンセリングのアドバイスがより効果的になります。

　それは、お母様の、お子様の対する愛情に基づいた、お子様についての詳しい情報です。お子様はどういう性格で、何が好き、何が嫌いか、勉強は得意か不得意か、交友関係はどうか、どうして不登校になったのか、今はどういう心の状態か、何を悩み、何を苦しんでいるか、どういうことで喜びそうなのか、等々、お子様についての情報が詳しければ詳しいほど、不登校カウンセリングのアドバイスが、より効果的になります。

　他のカウンセラーはどうか、分かりませんが、私の場合、不登校についての知識を得、不登校のご家族と接してきた経験がありますので、不登校を解決するための一般的なアドバイスは可能です。それは「一般的」なものであり、６～７割ぐらいの割合で、効果は期待できます。

　ただ、不登校の状況にある子供は、本当に様々であり、その性格、不登校に至るまでの過程、現在の心の状態など、子供によって全く異なります。そのため、私（カウンセラー）が持っている、不登校についての知識や経験からのアドバイスは１００％、通用するわけではないのです。子供によって部分的に変える必要があるのです。いわゆる「調整」が必要なのです。

　大部分のお母様が、不登校という状況は初めて体験していることであり、不登校になったわが子に対して、何をどうすればいいか、分からないということもあるでしょう。そのために、無力感を感じる方もおられるかもしれません。しかし、お母様には、どんなカウンセラーが逆立ちしても勝てないものがあります。それが、わが子に対する愛情と、それに基づいたわが子についてのさまざまな情報です。これは、不登校の解決に必要不可欠なものであり、宝物なのです。

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