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不登校カウンセリングブログその1296.子供を勉強好きにさせる方法。


 以前、子供を勉強嫌いにさせる方法について書きましたので、今度はその反対、子供を勉強好きにさせる方法を書きたいと思います。


 とはいっても、100%すべての子供を、勉強好きにさせるのは難しいです。体を動かすのが好き、勉強は嫌いという子供もいます。そういう子供もいて、子供全員を勉強好きにするのは難しいですが、勉強好きになる可能性の高い方法ということで、書いていきたいと思います。


1 分からなくても、怒ったり怒鳴ったりしない

 「子供を勉強嫌いにさせる方法」で、分からない場合、怒ったり怒鳴ったりする、ということを挙げました。今回はその逆ですので、分からなくても、怒ったり怒鳴ったりしないことが、少なくとも勉強嫌いにさせない方法となります。

 厳密にいえば、「勉強好きにさせる方法」ではないのでしょうが、勉強好きにさせるためには、勉強嫌いにさせないことが、まず必要です。


2 知的好奇心を刺激する

 人はみな、多かれ少なかれ、知的好奇心があります。「どうしてなんだろう」「もっと知りたい」というような欲求があります。子供という年齢であれば、その知的好奇心はもっと旺盛です。そのような知的好奇心を刺激してあげれば、「知りたい」という欲求から、勉強好きになる可能性が高くなります。


 その知的好奇心を刺激する方法ですが、刺激する側がいろいろと知っておく必要があります。例えば、カーナビには相対性理論に基づいたプログラムが組み込まれていて、それは人工衛星が高速で移動していて、それによって地上と人工衛星との間で過ぎる時間に、相対性理論によるずれが生じ、人工衛星の電波を利用しているカーナビに、相対性理論に基づいた時間を補正するプログラムが組み込まれていないと、表示される位置にずれが生じる、というような知識をストックしておきます。それを子供に話すことで、子供が「へえー、そうなんだ」と感じれば、それは知的好奇心を刺激したことになります。


 知的好奇心が刺激されれば、子供はもっと知りたいという思いになりますので、ネットや本などで知りたいことを追求する環境を整えておけば、それが勉強好きにつながっていくでしょう。



3 勉強することで、非凡な輝きを放つことを伝える

 一生懸命勉強してきて、その勉強を続けている人は、非凡な輝きを放っています。体を鍛え上げた人は、その体つきや動作から、「この人は体を鍛え上げた」ということが分かりますが、勉強も同じです。勉強することで自分を鍛え上げた人は、やはりそのことが分かります。体を鍛えた人の場合、持久力や瞬発力、スタミナなどが普通の人とは違います。勉強で鍛えた人は、思考力、知識、判断力、情報収集力などが、普通の人よりも高くなります。


 そうしたことを、子供に伝えます。


 勉強することの意味や目的がよく分からないので、勉強する気になれない、ただやみくもに勉強をやらされて、勉強が嫌いという子供は結構多いです。


 そこで、勉強することの意味をしっかり伝えることで、勉強することへの関心を持ち、さらに勉強好きになるよう、導いていけるかもしれません。








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