私はあまり、ネットを見ることはありません。基本的には、こうして不登校ブログを書いて発信することがメインであり、あまり読んだり見たりすることはありません。そういうこともありますが、それは不登校についての情報を収集するなどの目的がある場合で、漫然と見ることはありません。
その理由は、時間があまりないということもありますが、ネットは他人への悪口が多いということがあります。ネットは匿名で発信することが一般的であり、その匿名性ゆえに他人への悪口や誹謗中傷が多くなるのです。
以前、あるテレビ番組での、あるタレントの行動についてネットで炎上し、そのタレントに対して悪口雑言がなされて、そのタレントが自殺するという事件がありました。それも匿名性のなせる業でしょう。
私は、ネットであっても、一定の礼儀は必要だと考えています。匿名であっても、他人に対して何でもいいと考えてはおらず、話しかけている相手が目の前にいて、自分の顔も名前も表に出しているという状態を想定して、ネットで発信しています。ネットだから、何でも許されることではないと思います。
他人に名前と顔が知られなければ、悪口雑言も許されるということで、そのようなことを言うというような人は、それが本性なのでしょう。そして、ネット社会で悪口雑言が多いということは、そういう本性を持った人が、社会では多いということなのでしょう。
そのような社会のあり様を考えると、不登校の子供が多くなっている状況は、当然なのかもしれません。不登校になる子供は、感受性が高い子供が多いです。その高い感受性によって、他人に悪口雑言を言う人が多い社会の中で生きていくことに疲れてしまって、不登校になることがあるのでしょう。不登校になるのは、もちろんそれだけではないでしょう。他にも理由はあります。ただ、人間関係を理由に挙げている割合は、無視できるものではありません。
たとえ名前や顔が知られずとも、他人に対して悪口雑言を言う人が少ない社会になれば、不登校は減っていくのでしょう。
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