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不登校カウンセリングブログその1430.不登校の子供には、こういう素晴らしい点もあるのではないでしょうか?

 

 子供が不登校になり、子供自身も、親御さんももしかしたら、落ち込んでおられるかもしれません。そういう方のために、時々ブログで書いているのですが、不登校の子供には、素晴らしい点もあるのではないでしょうか、ということで、その点について書いていきたいと思います。


(1)謙虚さ

 不登校の子供の多くが、「自分はだめだ」と自己否定感を強くし、自信を無くしています。ただこの点を裏側から見ると、謙虚さにもなります。

 この謙虚さは、本当に大事なことであると、年齢を重ねるほど実感します。「謙虚であることが、そんなに大事なことだろうか」と思われる人もいるでしょう。地味な個性に見えるかもしれませんが、謙虚さを持っているということは、永遠に成長できる可能性があるということです。

 「自分はまだまだ」と考えていたら、自分に足りないところ、至らないところに気付くことが容易になります。そのように気づくことができればこそ、足りないところを補い、至らないところを変えることができます。


(2)慎重さ

 不登校という状況を経験した子供は、慎重に物事に取り組み、実行する傾向が強くなります。その慎重さは、行き過ぎてしまうと引っ込み思案や優柔不断になることもありますが、うまくコントロールできれば、失敗を回避する個性となります。


(3)他人への配慮

 不登校になる子供は、感受性が高い傾向があるとよく言われます。感受性が高いということは、他人が考えていることをつかんでいることでもあります。そうであれば、他人の心に配慮する傾向が強くなるでしょう。

 他人への配慮ができる人は、「よく気がつく人」となりますので、大きな美点と考えられるでしょう。



 不登校の子供には、他にも素晴らしい点はありますが、今回のブログではこの3つを挙げておきます。





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