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不登校カウンセリングブログその1478.エネルギーを回復している不登校の子供にしてあげるべきこと。


 前回のブログでは、不登校直後からしばらくの間、子供は活動するエネルギーを失っているので、そのエネルギーを回復させようと、部屋でゆっくり過ごしたり、ゲームやスマホに熱中したりしている、と書きました。


 では、その状態にある子供にしてあげるべきこととは何か、今回は書いていきたいと思います。


 まず、家を、子供がゆっくりと休息できる環境にしてあげてください。ゆっくりと休息できる状態であれば、子供がエネルギーを回復するスピードは速くなります。それだけ、不登校の状況が解決するまで時間が短くなります。


 では、どういう環境が、ゆっくりと休息できる環境か、ということになりますが、この場合、子供がプレッシャーを受けない家族関係、ということになります。親とのコミュニケーションで、「これからどうするの」「家にいるなら勉強しなさい」というふうに、将来のことを聞かれて不安をあおられたり、勉強など、その時の子供の状態からとてもできないことを強いられたりするようなことがなく、「ゆっくりと休みなさい」というふうに、不登校になっている状況を受け入れているような状況です。この状況だと、子供は安心して、家で過ごすことができます。


 また、ゲームやスマホを取り上げたりせず、「今はゲームやスマホをやることで、エネルギーを回復しているんだ」と理解してあげてください。これらを取り上げたり、制限したりすると、子供は他にやることがなくなってしまい、エネルギーを回復するスピードが遅くなります。むしろ、やらせてあげた方が、エネルギーを早く回復し、不登校が解決する時間が短くなります。






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