不登校カウンセリングブログその1503.世の中、辛いこともありますが、けっこう楽しいこともあります。まだまだいくらでも時間がある、不登校の子供が、絶望するのは早いです。
- 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
- 2023年6月12日
- 読了時間: 2分

多くの不登校の子供が感じているように、世の中は辛いことが多いのでしょう。人間関係がうまくいかなかったり、勉強や仕事を頑張っても結果が出なかったり、病気になったり、事故にあったり、本当にいろいろな辛いことがありますし、起こります。
ただ、それだけなら生きることが悲惨ですが、楽しいこともあります。100年前なら、遠くに移動するのも一苦労どころか、下手をしたら命がけでしたが、交通機関が発達した今なら、地球の裏側にまで行けます。いろいろなところに行くことができます。そして、今いる環境では経験できないことを経験できます。
ネットという便利な道具もあります。私は、専門的な情報を集めて、それに基づいて考えるなら、本の方に軍配を上げるのですが、広く情報を集めるならネットが優れていると思います。そこまで専門的な知識は必要とせず、興味を持った分野について軽く知りたい、ということでしたら、ネットは非常に優れた道具です。それで情報収集をするのはなかなか楽しいです。
また、何かをやりたいということでしたら、比較的やりやすくなっている時代になっていると思います。例えば、私のように不登校カウンセラーをしたいと思えば、普通は宣伝費用もかかってしまうのですが、こうしてホームページを作成して、そんなに費用をかけずに行うことができる時代です。もちろん、不登校について勉強し続け、不登校ブログをほぼ毎日、発信し続けるという努力は必要ですし、ホームページを開設したからといって、すぐに問い合わせが来るわけではありませんが、それでもスタートラインに並ぶことは、比較的簡単になっている時代です。
不登校の子供のほとんどが10代、平均寿命から考えると、まだまだ時間は70年近く残されています。それだけ時間があるということ自体、資産となります。いくらでも楽しいことができ、努力して力をつけて、何かやりたいことがやれるのです。「世の中、辛いことばかりだ」と失望するのではなく、まだまだこれから楽しいことがたくさんあるということを知っていただきたいと思います。
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