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不登校解決ブログその1520.何度でも再出発。不登校の状況は、行き止まりではありません。


 生きていると、何度か「もうこれで行き止まりだ」と感じる場面に出会います。失敗したり、挫折したりして、これ以上先がないように感じる場面です。そのような場面に出会うと、もう何もかも終わりのような気になり、しばらく何もできなくなってしまいます。


 不登校という状況は、多くの親御さんにとっても、子供にとっても、「行き止まりだ」と感じるような場面ではないでしょうか。子供は、「このままだと社会にも出られないし、人生が終わる」というふうに落ち込んでしまうでしょうし、親御さんは、「この子はずっとこのままで引きこもりになり、ニートになる。子育てが詰んでしまった」というふうにやはり落ち込んでしまうでしょう。


 ただ、不登校を含めて、「行き止まりだ」と感じる場面に出会っても、そこから先、進むことができます。場面に出会った直後はそう感じても、また再出発できます。


 「行き止まり」に出会うと、しばらくは前に進めません。それまでの歩み方では、前に進めないことが多く、また行き止まりに出会ったことによるショックで、しばらく前に進めないのです。


 しかし、そのショックがおさまってくれば、何とかまた、前に進もうという気になります。そのような気になれば、あきらめて立ち止まることはありませんので、新しい道を見つけることができます。あるいは、行き止まりと思っていたけれども、実は隙間があり、その隙間を見つけることができます。


 不登校の場合、子供はまだ純粋で、人生経験も十分ではないため、前に進めない期間が長くなる傾向にあります。大人になっていたら、「あ、そう」と済ませられることも、子供は大きなショックを受けてしまって、前に進む気持ちになれないことが多いのです。そのため、不登校からの再出発までの時間は、どうしても長くなってしまいますが、それでも再出発は可能です。そして、子供の再出発は、親御さんにとっても子育ての再出発でしょう。










 

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