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不登校解決カウンセリングブログその1536.「勉強ができない」ために不登校になっている子供の悩みを解決する方法。


 「勉強ができない」ために不登校になっている子供は、どれぐらいいるのでしょうか。「勉強しているのにできない」という悩みを持っているのでしたら、その悩みを解決する方法を伝える必要があります。その方法を伝えることで、不登校の状況から出ていこうという、前向きの思いになることができます。


 まず、勉強の仕方そのものを見てあげる必要があるでしょう。どこか、勉強の仕方に問題はないでしょうか。文章をよく読んでいないため、勉強してもなかなか結果に結びつかないということがあります。この場合は、短い文章をじっくり読ませて、文章を読むことに慣れさせる必要があります。いわゆる、読解力をつける、ということです。


 集中力が十分でないため、勉強していてもすぐに気が散ってしまっているということもあります。机の周りが散らかっていて、勉強する環境が整っていないということは、よくあることですので、まず整理することから始めるのも有効です。


 また最初は集中力が不十分でも、続けていけば集中力が高まっていきますので、継続することをアドバイスするのも有効な方法です。


 このように、勉強のやり方に何か問題があって、成果が出ないということがありますので、子供の勉強の仕方をよく見て、問題点を探り、それを改善する方法を伝えると、「勉強ができない」という悩みを乗り越えることができます。


 そしてもう一つ、乗り越える方法があります。それは、「勉強してもいい成績が取れない」という事実についての考え方を変えるアドバイスをする、ということです。この場合、「いい成績」という結果を求めているのに、結果が出なくて悩んでるということですから、結果にこだわらず、プロセスの方、つまり努力の方を重視する考え方をアドバイスすれば、いくらか悩みが軽くなるでしょう。


 勉強して、いい成績を取れなくても、得られるものはあります。分からないことに取り組む姿勢は、克己心につながります。集中して勉強することから、集中力も身につくでしょう。そのように、勉強するという努力のプロセスで得られるものはありますから、そのことを子供に伝えることで、「いい成績は出せないけれども、無駄ではない」というふうに、子供は考えることができるようになります。







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