UA-139114584-1
top of page

「こうなりたい!」という志があれば、不登校・引きこもりの子供たちは、恐怖心や無気力を跳ね飛ばすことができます

 さまざまな人の生き様を見るにつけ、強く実感することがあります。それは、「こうなりたい!」という志があれば、不登校や引きこもりの子供たちが抱いている恐怖心や無気力を跳ね飛ばし、不登校・引きこもりを解決することができる、ということです。


 志は、人生において達成したいこと、実現したいことです。志があれば、どんな環境でも、挫折や失敗に直面しても、恐怖心や無気力を跳ね飛ばすことできます。志があれば、「どうすれば志を実現するか」ということばかりを考え、そこに向かって毎日努力していきます。そのような日々の中では、恐怖心を持ったり、無気力になったりする「余裕」はありません。


 「こうなりたい!」という強い情熱を持っているということは、人生の目標をはっきりとつかんでいることになります。進むべき道が分かり、そこに向かって進んでいくことになります。そのような子供たちが、「やる気が起きない」「生きる目的が分からない」と、無気力になることがあるでしょうか。無気力になるのは、やはり、生きる目的が分からず、何をしていいか、何をしたいか分からない状況にあるからです。


 志は、心の底から無限に湧いてくるエネルギーのようなものです。「こうなりたい」「こうなりたい」という情熱が、心の底からこんこんと湧いてくるのですから。失敗や挫折にめげることなく、立ち上がって前に進むことができます。


 では、不登校や引きこもりの子供たちが、どうすれば志を持てるのでしょうか。まず、生きる目的について、きちんと伝えるところから始まります。不登校・引きこもりの子供たちは、物事を深く考える傾向があります。そういう傾向がある子供たちは、生きる目的についてきちんと納得してからでないと、「ではどうやって生きるべきか」と考えを進めていくことにためらいを感じます。


 生きる目的については、さまざまな形がありますが、エンゼルアカデミーでは、「学んだこと、得た知識や経験は心に刻まれ、心とともに永遠に残る。そのように豊かになった心の創造力によって、自分自身と環境を変えて、人生を切り開いていく」ことが、生きる目的であるとアドバイスしています。


 そのことをアドバイスし、納得してもらった上で、自分の志を探していくよう勧めるのが、次のステップになります。志は、黙ってじっとしていても見つかりません。いろいろな情報や知識を得ることが必要です。そのような情報や知識が刺激となって、なんとなく興味や関心が持てることが出てきます。多くの場合そこに、志があります。


 次に、情報や知識を得ながら、「自分のやりたいことは何か」と考え、探していきます。「自分のやりたいことが見つからない」という子供たちの多くが、このように探そうとしていません。やはり、探さなければ見つからないのです。




 

閲覧数:1回0件のコメント

Comments


bottom of page