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「これはやめた方がいい」という、ダメダメ不登校・引きこもりカウンセラー

 前回のブログでは、カウンセリングで受けたアドバイスを、実行していただいていない場合、効果が出ないことを書きましたので、今回は、カウンセラーがダメダメで効果が出ない場合のことを書いていきます。


1 聞くだけで、不登校・引きこもりを解決するために何をしたらいいのか、具体的なアドバイスをしないカウンセラー

 

 「カウンセリングを受けたけれども、具体的なアドバイスをしてくれなくて、結局やめた」ということを、お母様から聞くことがあります。その場合のカウンセラーが、このタイプ、すなわち、聞くだけで具体的なことをアドバイスしないタイプです。


 不登校・引きこもりの解決には、その状況にある子供たちの心が変わっていく必要があります。そのためには、親御さんを中心に、周囲の人が子供たちにコミュニケーションをとる必要があります。


 そこで、どのようなコミュニケーションをとるべきかが、アドバイスの中になければなりません。カウンセラーが、親御さんの話を聞くだけで、何も具体的なアドバイスをしないとしたら、カウンセラーとしては十分な能力を持っていないと、言わざるを得ません。


2 「エネルギーがたまるまで待ちましょう」というカウンセラー

 「待ちましょう」ということは、私もアドバイスします。ただ、それは、「親からは積極的に子供たちにコミュニケーションを行って」、子供の心が変わるのを待ちましょう、というアドバイスです。


 どうしても、親としては、「早くこの状況を解決したい」と焦ってしまいます。焦りは禁物で、子供の心が変わるのを待つことが必要です。この場合は、「待ちましょう」というアドバイスになりますが、親から何もせず、「待ちましょう」では、時間がたつばかりです。


3 「愛情不足です。もっと愛情を与えてください」というカウンセラー

 このタイプのカウンセラーからアドバイスを受けても、やはり何をしていいか具体的に分かりません。もっと愛情を与えて、といっても、どうすればいいか、普通は分かりません。アドバイスを実行しようとして、子供を甘やかすことになり、子供がわがままになってしまった、ということがあるのも、このタイプのカウンセラーです。


 もし、今、不登校や引きこもりを解決するためのカウンセリングを受けていて、この三つのタイプに当てはまるのでしたら、そして効果が出ていないのでしたら、カウンセラーを変えることをご検討ください。




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不登校や引きこもりのカウンセリングで、効果が出ないと思われる場合、アドバイスされたことを実行していただいていないことが原因であることがあります。実行していただけなければ、効果はやはり出ません。

 
 
 

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