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「明日は学校に行く」と言って行けない子供たちへの対処法

 前回のブログでは、「明日は学校に行く」と言って行けない3つの理由について書きました。今回は、その3つの理由ごとの対処法を、書いていきます。


1 親を安心させようと「明日は学校に行く」という場合の対処法

 この場合は、学校に行かないことが親を悲しませる、という罪悪感が、子供にあるのです。その罪悪感が大きくなると、人の目を過剰に気にするようになり、自分を追い込んで、時にはリストカットに及ぶこともあります。

 ですので、子供には、「人の目を気にするのではなく、自分の思いを大切にしなさい」という言葉を、かけてあげるべきです。そして、親は、不登校の状況を受け止めていること、悲しんでいないことを、子供にアピールするべきです。

 

2 本当に学校に行きたいと思っているのに、当日になるといけなくなる場合の対処法

 この場合は、学校に行くことが習慣化できていないわけです。学校に行くことを習慣化するためには、3週間ほどの時間が必要と一般的に言われています。

 ですので、この3週間を目指すというのが、この場合の対処法になります。学校に行ったり行かなかったりという日々が続きますが、それに対して親が一喜一憂しすぎますと、子供にプレッシャーとなります。一喜一憂せず、子供が不安に思っていることをじっくりと聴いてあげて、そうした不安感を和らげるような言葉をかけてあげることが、親としての対処法です。


3 親からのプレッシャーから逃れるために「明日学校に行く」と言っている場合の対処法

 この場合は、子供に追及したり、プレッシャーを与えたりすることを控えてください。「どうして学校に行かないの」「このままだとダメよ」という類の言葉は、コミュニケーションの中ではできるだけ使わないようにし、子供が安心できるような言葉をかけてあげるようにしてください。


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