UA-139114584-1
top of page

お子様が不登校・引きこもりのお母様に、ぜひ、お願いしたいこと。

 お子様が不登校・引きこもりの状況にあるお母様は、その状況をどのように考えておられるでしょうか。「大変だ」「困った」と考えておられないでしょうか。そのように考えるのは自然な気持ちだとは思いますが、お母様自身が、不登校・引きこもりの解決にあたる時、気持ちが落ち込んでしまうでしょう。また、お子様にも、お母様の気持ちが伝わります。その結果、「自分はお母さんに迷惑をかけている」と子供が落ち込み、不登校・引きこもりの解決にはマイナスになります。


 そこで、カウンセリングではお母様に、不登校・引きこもりの状況を、何か厄介なこと、大変なこと、困ったことととらえるのではなく、親としての成長の機会、子供がより一層成長するためのチャンス、親子関係がより素晴らしくなるための機会としてとらえるよう、アドバイスしています。そして、不登校・引きこもりの解決に取り組むことは、決して面倒なこと、厄介なことに取り組むのではなく、親子ともどもより一層幸福になるためであると考えていただきたいと、アドバイスしています。


 これは決して、お母様を落ち込ませないための、うわべだけの言葉ではなく、本当にそうなのです。不登校・引きこもりを解決しようと努力し、解決することで、親として成長できます。不登校・引きこもり以前とは違う、子供への接し方や子供の見方、考え方などが得られます。


 子供もまた、不登校・引きこもりの機会によって、成長できます。これは、不登校・引きこもりの状況から脱出した子供たちの多くが、そのように語っています。自分を客観的に見られるようになった、人間関係にうまく対応できるようになった、物事を深く考えられるようになった等、不登校・引きこもりの経験で成長できたことを語っています。


 このように、親も子供も、不登校・引きこもりで成長できたら、親子関係もより一層、素晴らしくなるのは必然です。互いにより尊重しあう関係になった、お互いの気持ちがより分かるようになった、よりきずなが深まったと、不登校・引きこもりを乗り越えたご家族は話しています。


 何か困難が起こっても、それをマイナスとばかりとらえるのではなく、プラスととらえてしまえば、そこから宝物を掘り当てることができますし、その困難に取り組む気持ちも変わってきます。




 

Comentarios


bottom of page