先日、ドラッグストアに行って、日用品を買い、レジに並んでいたら、私のすぐ前に、幼い男の子を連れたお母さんがいらっしゃいました。男の子は4歳ぐらいでしょうか。活発な男の子のようで、レジの近くに展示してある商品を、ちょこちょこと触っていました。ビニール袋に包んである電卓や、電子部品の引き換えカードなどに興味津々で、お母さんがレジに並んでいる近くで、それらのものに触っていました。
食品を直接触っているわけでもありませんし、傷つけたり汚したりしているわけでもありませんので、微笑ましく見ていましたら、そばにいたお母さんが「〇〇、触らないの」と注意しました。
注意されて、男の子は触るのを止めましたが、しばらくして好奇心に勝てないのか、また触り始めました。するとお母さんは、「触らないの!」と先ほどよりややきつめに注意しました。
考えてみましたら、商品に触ることを無制限に許してしまうと、触りすぎると問題のある商品にも触ってしまいますので、やはりこうして注意しておいた方がいいのかな、という気持ちになりました。
現代のお母さんたちは、総じて、子供にしっかりと躾をなさっているように思えます。公共の場で、他人の迷惑になるほど騒ぐ子供たちを、あまり見かけません。インターネットなどの普及で、子育てについての情報をたくさん得られるようになった現代では、いろいろな人からアドバイスを受けているような形で、しっかりとした子育てが可能になっているのかもしれません。
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