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不登校ブログその736.自信を失っている不登校の子供たちが、自信を取り戻すための言葉 part2

 前回のブログに引き続き、自信を失っている不登校の子供たちが、自信を取り戻すための言葉を書いていきたいと思います。


1 勉強が苦手で自信を失っている場合

「勉強することの目的は、成績とか偏差値、学歴のような、形にすぎないものにこだわることではない。勉強することで、知識を集め、それに基づいて考えるというプロセスを繰り返す。

 そのように、知識を集める力、それに基づいて考える力を得ることの方が大切。そういう力こそが、社会に出て生きていく上で大切であって、学歴は社会の入り口では有利に働くこともあるが、それだけに過ぎない。


 勉強に得意、不得意はあって、一定期間で結果を高く出せる人も出せない人もいるのは間違いない。ただ、知識を集める力、それによって考える力はすべての人が得られるから、たとえ苦手であっても、無駄になっているわけではない」


「勉強することで、考える力以外の力も得られる。集中する力、努力する力、忍耐する力などは、たとえ勉強で結果が出せなくとも得られる力。そうした力もまた、後の人生において役に立つ」



2 学校に行っていないという事実に、自信を失っている場合

「今の学校は、すべての人に合った場所というわけではない。集団行動が苦手だったり、集団で生活することが苦手だったりする場合、学校は自分にとって合わない場所となる。それだから、人より劣っているとか、ダメだということにはならない。


 そういう人も、少人数だったり、一人だったりすると、何の問題もなく過ごせるようになる。そして、そういう人生もあるし、ダメな人生ということにもならない」


3 これからの人生、幸福になれないと自信を失っている場合

「不登校になったということは、その後の人生の幸・不幸には関係ない。人生の幸・不幸は、努力の質と量や、他人との関わりの方が決定する。他人のことを配慮する人は、幸福になりやすく、他人のことを蹴落としてでも自分が幸福になろうという人は不幸になりやすい。不登校の人は、他人のことを配慮するタイプが多く、その事実だけでも幸福になりやすい。


 不登校の状況から脱出し、努力を続けていけば、いくらでも幸福になれる」



 不登校の子供の数だけ、おそらくかける言葉はあるでしょう。ほんの一例ですが、子供たちが自信を取り戻せるような言葉をあげてみました。




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