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不登校ブログその746.不登校の子供たちにとっての希望

 前回のブログでは、不登校の子供たちにとって、希望や楽しいことが大切であることを書きました。今回のブログでは、不登校の子供たちのとっての希望について、もう少し詳しく書きたいと思います。


 希望の具体的な内容というと、本当に子供によってさまざまです。不登校に至るまでの過程、学校にいた時の人間関係、自分自身をどうとらえているか、得意なこと、将来にしたいことなど、いろいろな要素が絡み合い、子供一人一人にとっての希望の形が異なります。


 そのことを承知しつつ、希望を、時間の流れで具体的な形にしてみたいと思います。


 つまり、現在の状況における希望、少し先、すなわち復学したり、復学以外の道を選んだ時の希望、もっと先の、社会に出た時の希望です。


 現在の状況とはもちろん、不登校になっている状況です。不登校の状況に希望を持つことは可能です。不登校の状況は、社会から縛られていない状況でもあり、ある意味自由な状況です。何をやってもいいわけです。将来、「こういうことをしたい」という志があれば、すべての時間の大部分を、志に注げる状況でもあり、そこに希望が出てくるのではないかと思うのです。


 少し先、復学した時や、それ以外の道を選んだ時の希望です。この時の希望は、社会に出た時の希望を持った上だと、非常に持ちやすいです。つまり、社会に出て自分がどうしたいか、どういう人生を生きたいか、社会に出て何を実現したいかという「志」が、社会に出てからの希望となります。小学生低学年ぐらいは、それほど具体的にならなくても大丈夫です。漠然と、こうなりたい、こうしたいという願いでもいいのです。今の自分は、そこには届かなくても、努力すれば必ず到達できると信じることができれば、そこに向かって努力していけます。それが「志」という希望です。


 その志があれば、ではその志を実現するために、学校で、あるいはそれ以外の場所で、どのように努力していけばいいか、何を目標とすればいいか具体的になります。それが復学した時や、それ以外の道を選んだ時の希望となります。


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