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不登校ブログその765.「不登校だから毒親」なのでしょうか。

 「毒親」という言葉があるのですね。あまり、いい言葉ではないと感じますし、あまり使いたい言葉ではありませんが、今回のブログではあえて使います。


 子供に迷惑をかけ、悪い方の影響を与えてしまうという「毒親」。わが子が不登校になった親御さんは、「自分はもしかしたら毒親かも」と落ち込まれるかもしれません。


 ただ、わが子が不登校になったから、自分は毒親だ、と考えるのは早計だと思います。


 毒親について調べてみたら、共通するものとして次の特徴があるようです。

 ・過保護

 ・過干渉

 ・放任

 ・価値観を押し付ける

 ・子供を管理する

 ・暴言を吐く

 ・子供の友人関係の口を出す

 等々


 でも、これはどの親にもあるでしょう。愛するわが子だからこそ守りたいし、世話を焼きたいとなれば、見方によっては過保護にも過干渉にもなります。子供の自主性に任せるということも、見方を変えたら放任ということにもなります。


 価値観を押し付けるということですが、これも程度によります。親としては「これは正しい」とか「これは守ってほしい」という価値観を子供に伝えたいでしょう。それを「価値観を押し付ける」という風に見ることも、できないわけではありません。


 子供を管理するということですが、これも親だったらある程度必要なことです。まだ未熟で、自分を守る力が弱いのであれば、管理下に置いて守るということが、親の役目です。


 暴言を吐くというのも、子供相手でいつも冷静になれるわけではありません。いらいらして時には、子供に暴言を吐くことだってあるでしょう。


 わが子が不登校になって、おそらく多くの親御さんが落ち込んで、「自分の子育ては間違っていたのではないか」と不安になっているでしょう。そんな時に、「毒親論」を見たり聞いたりするのは、ますます落ち込んでしまうので、避けた方がいいと思います。




 

 


 

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