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不登校ブログその796.「お前の子育てが悪かったからだ」と、わが子の不登校を責めるお父様に、どう対応すればいいのでしょうか。

 前回のブログに引き続き、わが子の不登校についてお母様を責めるお父様がテーマです。今回のブログは、そのようなお父様にどう対応すればいいか、ということを書いていきます。


 そのようにお父様がお母様を責めてくる状況は、できうるなら早く改善したいところです。お母様の精神安定上、望ましくありませんし、その様子を見ているお子様も「自分のせいでお母さんが責められている」と思ってしまい、自己否定感が強くなってしまいます。最悪の場合、離婚問題にまで拡大することもあります。


 そうしたことを防ぐために、前回のブログの内容を踏まえつつ、お父様への対応を挙げます。


1 不登校について説明する

 お父様は、おそらくお母様よりも不登校についての情報・知識は少ないはずです。そのため、「不登校は子育ての間違いから起こる」という誤解をしてしまっているのかもしれません。


 文部科学省が、不登校は誰にでも起こりうることを認めています。さまざまな要因が絡み合って起こるのが不登校ですので、そのようなことを説明してあげてください。


2 平日のお子様の状態を知ってもらう

 比較的元気な土日のお子様の状況だけしか見ていないのでは、不登校がどうしてもサボりのように思えてしまいますので、お父様にできれば、平日のお子様の状況を見てもらい、あるいは知ってもらって、学校に行く元気がないことを実感してもらってください。


3 お父様の仕事の大変さに共感する

 子育てという仕事の大変さを、お父様に知ってもらいたいわけですから、まず先にお父様の仕事の大変さを知り、その大変さに共感することが、そのカギになりうるでしょう。


4 もしお父様のことを裁いたり、責めたりする見方をしていたら変える

 時々ですが、お母様が既に、お父様のことを裁いたり、責めたりする見方をなさっていることがあります。人の心には創造作用があり、例えば、「嫌い」と相手のことを思っていたら、相手も自分のことを「嫌い」と思うものです。お母様がお父様のことを責めていたら、不登校をきっかけにして今度は、お父様がお母様のことを責めてくることがあります。

 その関係を変えるには、お父様に対しての、責めたり裁いたりする見方を変えていくべきでしょう。


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