不登校・引きこもりの子供たちが、志を見つけるためには
- 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
- 2019年8月8日
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8月7日のブログでは、「外の世界に出ようとする回復期において、志を持つことの大切さを伝えてあげるべき」と書きました。
そこで問題となるのが、ではどうやって志を見つけることができるか、ということです。志は、その人の興味ある事や好きな事に関係しています。野球が好きで好きでたまらないのでしたら、プロ野球選手など、野球に関連した職に就くことが志となりますし、星に興味があるということでしたら、天文関係の方向に進むことが志となるでしょう。
そこで、その時点で子供たちが興味ある事や好きな事があれば、そうしたことについて、深く掘り下げていくことで、志が具体的になっていくでしょう。興味がある分野についての本を読んだり、そこに近い職業に就いたりすることで、志が具体的になっていきます。。
しかし、しかし、ある程度の期間、不登校や引きこもりの状況にあったため、興味ある事や好きな事がなくなってしまっていることもあります。
志は、人生の早い段階で見つかる人もいますが、一定の年齢にならないと見つからない人もいます。むしろ後者の方が多いかもしれません。
かく言う私も、志が明確になったのは40代半ばになってからでした。
その場合は、「自分の志は何か」と幾度となく考え、あれこれ実践してみることで、だんだんと志が固まっていきます。ほんのわずかでも関心のある分野について、調べてみたり、働いてみたりするうちに、時間はかかりますが、志は固まっていきます。このように、情報や経験など、いろいろと刺激を受けることで、志は明確になっていきます。
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