以前、不登校であり、引きこもりの状況にあった女の子が、やがてその状況から脱出して、専門学校に進学しました。その子には、保育士になりたいという希望がありましたので、保育士資格の取得できる専門学校に進学し、卒業して保育士となり、今はある保育園で働いています。
その子の働きぶりを聞くとすこぶるよく、保育士は天職だったようです。なんといっても、子供たちの心や保護者の方の心に、細やかに配慮していて、それが高い評価を得ているようです。不登校・引きこもりの子供たちが、社会に出て働くと、多くの場合、「人の気持ちが分かる」「人の心に細やかに配慮してくれる」と高い評価を得られます。たびたびブログで書いてきましたが、不登校・引きこもりの子供たちは、感受性が高く、人の心に敏感な傾向が強いのです。
その傾向が、「他人の言動が気になって仕方ない」「他人の言動が心に突き刺さる」となると、不登校や引きこもりの状況になるのですが、それをうまくコントロールできるようになると、他人の心がよくわかるという、プラスの力になるのです。その力を活かした職業に就くと、高い評価を得やすくなるのです。
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