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不登校・引きこもりの子供たちの参考になる、「スランプ対処法」

 スランプという言葉は、聞いたことがないということは、おそらくいらっしゃらないと思います。これまで物事がうまくいっていたのに、ある時を境にうまくいかなくなるのが、スランプです。不登校や引きこもりという状況も、ある意味スランプになるのではないでしょうか。


 スランプになってしまう人は、優秀な人格の持ち主です。こういっては失礼な表現になりますが、あまり物事を深く考えない、平凡な生き方をしている人、失敗しても深く考えない人は、スランプになりません。自分自身に理想を持ち、厳しい生き方をしている人ほど、ある時に物事がうまく行かなくなり、スランプになる傾向があります。


 このようなスランプの状況になってしまった時の対処法は、

1 持ち越し苦労や取り越し苦労をせず、現在の悩みのみに焦点を当てる

 不登校や引きこもりになっている状況で、現在生じている悩みのみに焦点を当てます。前に起こったことや、ずっと先のことを悩んでもどうしようもありません。現在悩んでいることだけを考えると、悩みの数がぐっと減るはずです。


2 現在の悩みを書き、優先順位をつける

 頭の中でだけで悩むと、いつまでもぐるぐると悩みが頭の中でかけめぐってしまうことがあります。こういう時は、紙に書いてみて、それらに優先順位をつけていくと、整理ができます。


3 悩みを順番に片づける

 優先順位をつけたら、順番に片づけていきますが、この順番にもいくつか方法が考えられます。小さな、手掛けやすい悩みから片づけていく方法、大きく根本的な悩みから片づけていく方法。早く片付けないと、ますます状況が悪くなる悩みであれば、まずそこから片づけていくべきですが、それ以外の悩みを片付ける順番は、その人の好みや状況によるでしょう。


 不登校や引きこもりの子供たちにも、このスランプ対処法は役に立つと思います。



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