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子供たちに身につけてほしい勤勉さ

 働くのが嫌いという人は、時々います。何もせず、のんびりしたいということなのでしょう。親から資産を受け継ぐなどでない限り、そういう人はやがて、経済的に困窮していくでしょう。


 それでも他人に迷惑をかけず、経済的に困ったことになっても、他人のせいではなく、自分が働かなかったからだ、と割り切ることができれば、特に問題はないと思います。ただ、えてしてそういう人は、周囲の人に金の無心をして迷惑をかけたり、自分が経済的に苦しくなったのは、自分のせいではなく、自分以外のもののせいだ、と考えたりする傾向があります。要するに、無責任なのです。


 働くのが嫌いという人と何人か会ったことがありますが、ちょっと気の毒になることがあります。それは、仕事能力が十分に身についていないことに対するものです。仕事能力は、何も仕事だけに発揮されるのではなく、生きていくことすべてに必要な力です。段取り能力や先読み能力、周囲の人に対して気を利かす力などは、仕事能力に含まれる力ですが、そうした力がないと、仕事ができないということだけではなく、人間関係の調整力も弱く、人とのもめ事を起こしやすいのです。


 やはり、子供たちには勤勉であることの大切さを教えるべきです。勤勉であれば、道は必ず開けます。一生懸命勉強し、一生懸命仕事をする人は、その努力の過程で何かを得ていきます。知識や経験を得られますし、その結果、静かなる自信を身につけることになります。



 そのような人は、他人から見ても輝いて見えますので、周囲の人から信頼され、引き立てられる傾向にあります。重要な仕事を任されたり、大事なポジションに担がれたりして、いわゆる出世することになります。人は、たいてい何らかの組織に所属しています。その組織の中で、信頼されるようになれば、成功の道を歩むことができます。そのように信頼されるもとにあるものが、勤勉さです。



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