子供の心が変わっても、アドバイスが変わらないカウンセラーで大丈夫でしょうか?
- 不登校・引きこもりカウンセリング「エンゼルアカデミー」
- 2020年8月11日
- 読了時間: 2分
エンゼルアカデミーの不登校や引きこもりカウンセリングでは、子供たちの心の状態を親御さんにじっくり見ていただくよう、アドバイスしています。そして、心の状態に応じた言葉をかけ、心の状態が変化したら、かける言葉の内容も変えていただくよう、アドバイスしています。子供たちの心の状態が変化していくのは、不登校・引きこもりの状況が解決の方向に向かっているわけで、その変化に合わせて言葉をかけることで、より解決に近くなっていくのです。
不登校・引きこもりの直後、子供たちの心が深く傷ついているなら、癒しの内容の言葉が中心となります。そのような言葉を中心にコミュニケーションを続けていくと、やがて子供の心の状態は安定します。そこで次は、心は100%コントロールでき、その中には自分自身と環境を創造する力があるというような、自信を持たせるような言葉をかけていきます。さらには、外の世界で生きていくことに希望が持てるような言葉をかけて、子供たちの心を変えていきます。
このような、子供の心の変化に合わせた言葉をアドバイスすることなく、ただひたすら「愛してあげてください」「子供の望むとおりにしてあげてください」と、同じことしかアドバイスしないカウンセラーは、ちょっと注意が必要です。そのアドバイスを鵜呑みにすると、不登校・引きこもりの状態が良くなるどころか、悪くなることがあるのです。
退行現象が起きることがあります。要するに、赤ちゃん返りです。「子供を甘えさせてください」というカウンセラーのアドバイスに従い、ひたすら子供を甘えさせると、退行現象を起こすことがあります。
「子供の言うことを何でも聞いてあげてください」というアドバイスに、ずっと従っていると、子供上位という状況になることがあります。子供の方が上位になって、親がそれに従うという状況です。
カウンセラーがきちんと、子供の心の変化を踏まえたうえで、アドバイスしているかどうか、注意してアドバイスを聞く必要があるのです。
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