23日、女子レスラーで、バラエティー番組「テラハウス」の出演者の木村花さん(22歳)が、都内の自宅マンションで心肺停止の状態で発見されました。遺書から自殺を図ったとみられています。木村花さんのご冥福をお祈り申し上げます。
自殺の原因と推測されているのは、SNS上での木村さんに対する誹謗中傷の書き込みです。木村さんが「テラスハウス」で共演者に、いわゆるマジ切れしたことに対して、1日100件もの書き込みがSNSにおいてなされ、それを苦にしての自殺ではないかと推測されています。
SNS上での誹謗中傷、ほとんどいじめと同じですが、結局、そういうことをするのは、不幸な人間たちだからでしょう。他人への思いやりや優しさがなく、そして現実社会での幸福感もないので、SNSでうさを晴らすということなのでしょう。現実社会で幸福な人たちが、果たしてそういうことは行わないでしょう。
現実社会で不幸なため、その不満やうっ憤を晴らすために、SNSに誹謗中傷の書き込みを行い、確かにそれで一時的には気分は晴れるのかもしれません。しかし、不幸な状況は変わらないのです。むしろ、その人はもっと不幸になっていくでしょう。
心には創造作用があると、たびたびブログでも書いてきました。他人をいじめ、誹謗中傷するような心の創造作用が、果たして、その人の周りの環境を向上させるものとなるでしょうか。そのようなことはないと思うのです。
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