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自信を失っている不登校・引きこもりの子供たちへ。最初から自信なんてなくていいです。

 ほとんどの不登校・引きこもりの子供たちが、自信を失っているでしょう。自信がないというのは、なかなか厳しい状態です。自信がないと、何をやるにしてもためらってしまいますし、引っ込み思案になってしまいます。


 自信がなくて、不登校・引きこもりの状況から抜け出せない、というケースは多いでしょう。可能なら自信を取り戻した状態で、外の世界に踏み出すことがベストではありますが、最初から自信なんてなくていいです。自信を取り戻すには、実績を積むしかありませんが、実績を積むには外の世界に出なければなりません。つまり、どうしても、不登校・引きこもりの状況から踏み出す時には、自信がない状態になっているのです。


 ですので、自信がない状態でスタートすることになるが、それはゼロからの出発であり、当然の状況だ、これからこつこつ努力していき、実績を積んでいって、自信をつけていけばいいんだ、と考えてください。


 努力すれば、必ず実績はできてきます。これは、先のブログで触れた「因果の理法」で言えることです。いい種をまけば、いい結果が得られます。努力・精進は、必ずいい結果をもたらします。努力してすぐに結果を出す、というわけにはいきません。努力もある程度続けなければ、結果には結びつきません。しかし、コツコツと継続して努力していけば、必ず結果は、実績は、ついてきます。


 結果が、実績がついてくれば、自信は必ず出てきます。「自分はこれだけのことをやってきたんだ」と考えることができますので、それが自信となります。


 不登校・引きこもりの子供たちにとっては、外の世界に出ていくことは、自信もなく、ゼロからの出発になりますが、「これから努力していき、結果を出していき、自信を取り戻していくための道を歩んでいく」と考えてみるのはどうでしょうか。冒険者は、最初は何も持っていません。冒険の旅に出て、いろいろな経験を重ねていくことで、大切な仲間や、素晴らしい宝物を得ていくのです。それと全く同じで、不登校・引きこもりの子供たちも、これから旅に出る冒険者なのです。



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